地球儀の選び方

地球儀を選ぶポイントは、だいたい次の3つです。

  1. 球の大きさ
  2. 地図の種類
  3. 球以外の部分のデザイン

1. 球の大きさ

球径サイズが大きくなるほど、価格も高くなります。

25cmと30cmが標準的な大きさです。
37cmと50cmは「大型」地球儀として分類されています。

2. 地図の種類

基本となる地図は「地勢図」と「行政図」の2種類。

地勢図の特徴

地勢図は、山や砂漠・森林地帯など、その土地の標高や地形の特徴が分かる地図です。オルビイス地球儀の地勢図は、GISという技術で作られています。

地勢図と行政図を比較すると、

地勢図は地球の自然地理に興味がある人、またはこれから興味を持ちたい場合におすすめです。

例えば..

「大陸のこんなところに大きな山脈がある!」

「こんなところに砂漠がある!」

こういった具合に、これから世界各地の地形の特徴に興味を持ち、地球の姿を学びたい・学んで欲しい場合に役に立ちます。

行政図の特徴

行政図は、国ごとの行政区分で色分けされた地図です。

行政図と地勢図を比較すると、行政図は見た目がシンプルなので、小学校低学年などの小さなお子様に人気があります。

行政図の地球儀を眺めれば、世界にたくさんの国があることや、色々な大きさや形の国があることに気が付きます。これら世界の国々に「これから興味を持ちたい。」、「興味を持って欲しい。」場合に行政図は役立ちます。

例えば、色分けされた地図を見て、『この国の名前は何かな?』と興味を持つことができます。また、『フランスはどこ?』『ミャンマーはどこ?』と、国名は知っているけど、どこにあるのか分からない時に探しやすいのも行政図の地図の特徴です。

白地図


白地図は、ホワイトボード用のマーカーで自由に描いて、消すことができる地図です。真っ白な地図に、大陸や国の形が線で描かれています。

例えば、学生時代に「白地図帳」という白地の地図に、山脈や砂漠地帯などを描いたりして、地理の学習をしたことはありませんか?それの「地球儀」版と思って下さい。

ピンク ZOO


動物のイラストを中心に、世界各地の特徴のあるキャラクターを載せた楽しい地図です。
例えば、オーストラリアにはコアラやカンガルー。インドやアフリカには象の絵が描かれています。イラストから興味を持ってもらう為の地図です。

アンティーク行政


昔のアンティークの地球儀のような地球儀です。
古地図風の茶色地図が特徴です。

色味だけが昔風であり、通常の地勢図や行政図と同じように、表記されている内容は現代のもの(最新版)です。例えば、大航海時代の地図のように大陸の地形が今とは違う極端な地図ではありません。なのできちんと今の地球儀として使うことができます。

家具の色にあわせて、この色の地球儀を選ぶ人もいます。

3. 球以外の部分のデザイン

地球儀はその球を載せる台によって値段が大きく変わります。
傾向として、プラスチック製の物よりも、金属や木製の物が値段が高くなります。

プラスチック製の台座は、見た目が安っぽくなりますが、地球儀が軽量になるので特に小さなお子様が扱うような場合に、喜ばれます。

上の二つの地球儀は球は同じ物を使っていますが、球以外のデザイン・素材が違うため価格が異なります。

ライト付き 内部照明でほのかに光る

球体内部に照明が組み込まれた光る地球儀があります。
暗い部屋に置いて光らせると楽しい。

明かりは、ほのかに光る程度なので、お部屋の明るさを保つための照明器具にはなりません。使い方を間違えないよう、ご注意ください。

英語版という選択肢

英語版の地球儀

オルビイスが販売する地球儀はほとんどが日本語版ですが、「英語版」の地球儀も少しだけ販売しています。

「英語は難しいのでダメだ。」と言う人は多いのですが、小説などの文章を英語で読むのとは違い、地球儀で見る分には英語はそれほど難しくはありません。ローマ字が読めれば、何となくは読めるものです。

仮に小説などの文章を英語で読む場合は、形容詞や動詞など様々な種類の言葉が出てきます。また複数の言葉のつながりを正しく理解しなければ文章の意味を理解するのは難しい。なので、英語を知っていなければ小説を読むのは難解です。

しかし一方の地球儀では国や都市、海など基本的に物の名前しか記載されていません。単なる名前しか書かれていないのです。また読めない言葉があっても、全体の意味が分からなくなることもありません。

「正確な読み方が分からない。」という声も聞きますが、英語版の地球儀に書かれてある物の名称を必ずしも正確な英語で読む必要はありません。

この前、「Japan」を「ヤパン」と読んでいた外国人がいました。どこの国の人だったかは忘れてしまいましたが、ヨーロッパの国々の人は、アルファベットを自分たちの言語で好き勝手に発音しています。適当なものです。それでも通じます。(通じないこともあるけれど..)

少々間違っても大丈夫だと思えば、英語の地球儀もたいして難しいものではありません。

販売している地球儀

オルビイスが販売している地球儀はこちらで見ることが出来ます。